皆さんは、霧が世の中でこんなに役に立っている
ことをご存じでしょうか?

例えば、ナノバブル
由比漁港の水揚げで有名な桜えび。遠方で漁をするため、漁港に戻る間を待たずに非常に小さくて弱い桜えびはすぐに死んでしまいます。生かしたままの状態を保つことは極めて難しい問題でした。しかし、自社開発した装置は海水にナノバブルにより活性水を生成することで2週間生き続けることが可能となりました。

例えば、霧のカーテン
電車の車両解体のときに有害な物質が発生するのですが、自社のノズルで細微な霧を作って粉塵やほこりが出ない状態の部屋を霧で作ることが可能です。いわゆる霧のカーテンを作ることにより安全な環境下で粉砕処理などを行うことが実現できるようになりました。

例えば、国産イチゴを支えるアサバの技術
イチゴ狩りの入場者数は週末が多く、的確なタイミングで供給する収穫対策が必要です。アサバは水耕栽培するための、水の温度管理・水を浄化する装置の開発、さらには薬剤散布の効率化を図る散布機の提供をしました。農薬の散布回数は半減、薬剤の使用量は3分の1に減少し、作業時間も慣行の5分の1に短縮されました。

いかがでしょうか?
数え上げればきりがないですが、実はこれら全てがアサバの霧の技術によるもので、第一次産業を中心にさまざまな場面で役立っており、これからもなお必要とされております。

アサバの仕事の面白さは、こういった仕事を入社後すぐに任せてもらえること。お客さまである企業と一緒に何かを作り上げられること。そしてそのプロセスで、同志のような関係としてお客さまと強固な絆を築き、いつか頼られる存在となっている。その喜びは、一度経験したらやめられないほどの魅力があります。
すべてはお客様とともに喜びをわかちあいながら、たくさんの笑顔をひろげていくことがアサバ社員の最大の喜びです。

誰かの役に立ちたい、世の中の役に立ちたい、という思いから技術力の向上を目指し、創業当時から今も霧をコントロールして、お客様のニーズにあわせたものを作ろうという精神は変わっておりません。ものづくりがやりたいという理科系の方はもちろん、文科系の方でも目標に向かってお客さまととことんやり抜くうち、ものづくりの手ごたえを自然と感じてくることでしょう。

一品一様の製品開発をひとりでやるとなると一朝一夕には完成しません。試作品を作り現場へ行って、良いか悪いか試験し、また帰ってきて作り直すという工程を何度も繰り返すわけですから、あくなき探究心と忍耐力が必要になります。若い人の発想やチャレンジがあってこそ、明日のアサバは変わります。しかも、霧の分野は何が出てくるかわからない可能性に満ちたフィールド。自分から何かしたいと思えば、アサバは必ずそれをやらせる会社です。

「霧のエキスパート」としてアサバと共に同じ思いを持ち、大きく成長したいという「志」を持った、チャレンジ精神旺盛な方をお待ちしております。